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ここ10年ほど室内楽やジャズ系ばかりだったので、今年はオーケストラ系に集中しようと思ってます。せっかくハリオケ持ってるんだしね。
最後につくったオーケストラ系は、QLSOを使った組曲「Q」第8曲なので2013年。つまり12年前! もはや、オーケストレーションすら忘れつつあるという(笑)
そもそもなぜオーケストラ系から離れてしまったのかというと、ソロ楽器、特にソロ弦の技術が熟してきたから。
それまではどうだろう? 辛うじてバイオリンの音とは認識できても、バイオリンとして使うには抵抗があった。
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VSL Opus1。VSLということで買った2004年の音源。これは失敗でした。ソロ楽器としてのディティールは良いのですが、癖が強すぎて扱いづらいのなんの。オマケにレガートが汚い! さらに言うと、エンジンがちょいちょいバグる。
それでも、ソロ弦以外は騙し騙し使いましたけどね(笑)
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GarritanのStradivari Solo Violinがリリースされたのが2006年、Gofriller Solo Celloが翌年。この頃からソロ弦がソロ弦らしくなり始め、歓喜した記憶が。
それまで封印してきたソロ弦にまつわるアイティアが、一気に噴出。なんて、大げさだけど、それほど僕にとって画期的な音源でした。
Stradivari Solo Violin、Gofriller Solo Cello、今となっては両方とも廃盤となった音源ですが、生まれてくれてありがとう。そしてお疲れさまでした。
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その後、Embertoneのソロ弦へ鞍替え。この音源は、かなり生々しい。ソロ弦がソロ弦としてちゃんと聞こえる!
しかし、レガート時にもたつきがあり、それを考慮して打ち込まなければならず扱いが難しい。
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そしてSWAMと出会う。物理音源ならではの自由さ。もうね、ソロ弦は、この音源しか考えられない。
というか、ソロ楽器はすべてSWAMで完結。そんな、夢の時代の到来!
あ、僕はべつにAudio Modeling社の回し者ではありません(笑)
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というわけで、ここ10年ほどソロ弦を満喫していたわけですが、そろそろオーケストラ系に戻ろうかなと。少なくとも今年1年くらいは。
あとで「2025年て何してたっけ?」と考えた時に、すぐに思い出させるような印象深い年にしたいです。
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なお、ハリオケを使用した組曲を現在制作中です。序曲、第1曲、第3曲がすでに完成してまして、これから第2曲に着手します。
なんだか変則的な作り方ですが(笑)、序曲を作っている最中にHollywood Strings2を購入することになり、1との比較用に急遽ストリングスオンリーの第3曲を作った次第です。
公開は序曲から順々に行いますので、聴いてくださると嬉しいです。
2/16/2025 21:00 note works library