今週の音楽「TiTi」はいかが?
Moog IIIcをEeveeへ+α
 以前、Blender Renderをベースに作ったMoog IIIcを、Cyclesへ移植しました。

 そして今回、Eeveeへ移植しました。我が老体Macでも、30fpsを維持してます。

 720pでレンダリングしてみたところ、12分で完了。Cyclesだと1フレに5分ほど要していたのに! しかも360pで!
 これまではレンダリング時間を短縮させるために360pで書き出してましたが、今後はHDで行けそうです。
 ちなみに、1回だけレンダリング半ばで落ちました。が、それはCyclesとて同様。10時間目にして落ちた時なんて、しばらく放心状態でした(苦笑) それに比べたら、かわいいものです。




 そんなblender2.8 α版ですが、現状だと異方性シェーディングが機能していないっぽい。

 ちなみにCyclesだと、ちゃんと機能する。

 そこで当面の代替案として、こんな感じにノーディング。




 2.8については、ちょいちょいデイリービルドを試用してます。正式版に向けて、着々と進化してますね。開発状況がガラス張りなせいか、開発チームの情熱が火傷するほど伝わってくる(大げさかw)。も見習ってほしい。

 10/31のビルドで、環境テクスチャを回転できるようになりました。今まではMappingノードを付加すると、テクスチャを見失い視界が一面ピンクになってました(笑)
 いくらググっても情報を得られなかったので、「もしかしたら2.8では回転方法が変わったのか?」と思ったりもしました。が、Cyclesでは問題なしなのでバグなのか? などと悩んでいるところでの修正でした。

 そしてスモークの復活! もうね、Cyclesだと絶望的に時間がかかるんですよ!
 僕の場合スモークの使用頻度はけっこう高くて、物が落ちた時、キャラが歩く時等々、スモークを砂塵的に薄く加えるんですけど、それだけでレンダリング時間が20時間とか30時間とか……。やってられません。
 なのでEeveeでスモークが使えるようになったことは、僕にとって非常に喜ばしいアップデート。もう今すぐにでも2.8に環境を移したい。

 がしかし! ビューポートでモクモクしているスモークが、なぜかレンダリングには反映されない。これは一体どういうことなの?
 Eeveeの場合、明示的に有効しなければならない機能がいくつかある。例えば反射とか、AOとか、被写界深度とか、モーションブラーとか、ボリュームとか。が、特に何かを見落としているわけではなさそう。
 そもそもビューポートのスモークにしても、のっぺりしてて立体感がないですよね。うーん、謎です。やはり、僕が何かを見落としているのか? まあ、2.8はまだまだ開発途上なので、もうしばらく様子見って感じですかね。

11/4/2018 13:36 note 3DCG

comments & TB (0)

name

trackback URL