薬指の標本
1曲完成。今日は以前作った曲をフルートとピアノにアレンジ。
さて、突然ですが読書。僕の場合、読む時は中毒のように読む。読まない時はまったく読まない。波が大きいのです。
いずれにしても、読む時はたいてい寝る際。ところが、一昨年の暮れにベッドをロフトベッドに代えて以来、暗くて本が読めない。
なので、半年ほど前にディスプレイ用の蛍光灯を枕元に取り付けました。ただでさえ暑いロフトベッド。白熱灯だと地獄を見そう。だから蛍光灯にしたんですが……甘かったorz
ロフトベッドにして以来、初めての読書欲。昨日久々に小説を買ったので蛍光灯を使用したところ……我慢できて10分でした(苦笑) もちろんエアコンは切ってますよ。シーリングファンは回してますよ。窓は全開ですよ。と言っても、窓の位置はベッドより低いですが(苦笑) たった1.5mの差でこうも室温が違うのか……そう思い知ったのはこれで何度目だろうか……。
しょうがないので、蛍光灯をベッド真下のソファ近辺に付け直しました。小さいソファなので横になった場合脚は伸ばせませんが、涼しくて快適。階上の灼熱地獄が嘘のよう。
前置きが長くなりましたが、某所で「薬指の標本」というフランス映画が紹介されてました。2004年の作品だそうですが、全然知らなかった。しかも原作は日本人。「博士の愛した数式」の原作者でした。
フランス映画は大好きなんですが、予告編やあらすじを見た限りでは国内で制作した方が良かったのではないか……と思いました。
と言うわけで、映画よりも原作に興味が湧き小説を買いました。まだ読み始めですが、透明感を放出しまくりで好きなテイスト。既に掴まれてます。願わくば、後半に向けて恋愛小説に傾向しないでほしいところです。
この本に収録されているもう1編「六角形の小部屋」という作品も面白そう。この作者、タイトルがツボです(笑) まあ、「博士の愛した数式」については本編とのイメージに違いを感じましたが、他にも「冷めない紅茶」「ホテル・アイリス」「沈黙博物館」「アンネ・フランクの記憶」「貴婦人Aの蘇生」「偶然の祝福」等、読んでみたくなるタイトルばかり。
それと、この本は表紙もツボでした。タイトル通り標本がテーマなんだと思いますが、靴を履いた家具の脚、「薔薇水 1リットル」と記された試験管、古びた鍵、ほ乳瓶、ハートのロケット(?)、アイロン(ケーキ?)、それらをレースで飾り付けた深紅の箱。
装画は勝本みつるというアーティスト。どこか懐かしく、どこか悲しく、美しくも冷酷な、それでいて可憐でもあり……。額に入れて飾りたいです。
余談ですが、友人Oにこの映画の話しをした時の1コマ。
MONO「映画のさ、薬指の標本って知ってる?」
O「知らない。ヤクザ映画?」
MONO「……そりゃ小指だろ」
さて、突然ですが読書。僕の場合、読む時は中毒のように読む。読まない時はまったく読まない。波が大きいのです。
いずれにしても、読む時はたいてい寝る際。ところが、一昨年の暮れにベッドをロフトベッドに代えて以来、暗くて本が読めない。
なので、半年ほど前にディスプレイ用の蛍光灯を枕元に取り付けました。ただでさえ暑いロフトベッド。白熱灯だと地獄を見そう。だから蛍光灯にしたんですが……甘かったorz
ロフトベッドにして以来、初めての読書欲。昨日久々に小説を買ったので蛍光灯を使用したところ……我慢できて10分でした(苦笑) もちろんエアコンは切ってますよ。シーリングファンは回してますよ。窓は全開ですよ。と言っても、窓の位置はベッドより低いですが(苦笑) たった1.5mの差でこうも室温が違うのか……そう思い知ったのはこれで何度目だろうか……。
しょうがないので、蛍光灯をベッド真下のソファ近辺に付け直しました。小さいソファなので横になった場合脚は伸ばせませんが、涼しくて快適。階上の灼熱地獄が嘘のよう。
前置きが長くなりましたが、某所で「薬指の標本」というフランス映画が紹介されてました。2004年の作品だそうですが、全然知らなかった。しかも原作は日本人。「博士の愛した数式」の原作者でした。
フランス映画は大好きなんですが、予告編やあらすじを見た限りでは国内で制作した方が良かったのではないか……と思いました。
と言うわけで、映画よりも原作に興味が湧き小説を買いました。まだ読み始めですが、透明感を放出しまくりで好きなテイスト。既に掴まれてます。願わくば、後半に向けて恋愛小説に傾向しないでほしいところです。
この本に収録されているもう1編「六角形の小部屋」という作品も面白そう。この作者、タイトルがツボです(笑) まあ、「博士の愛した数式」については本編とのイメージに違いを感じましたが、他にも「冷めない紅茶」「ホテル・アイリス」「沈黙博物館」「アンネ・フランクの記憶」「貴婦人Aの蘇生」「偶然の祝福」等、読んでみたくなるタイトルばかり。
それと、この本は表紙もツボでした。タイトル通り標本がテーマなんだと思いますが、靴を履いた家具の脚、「薔薇水 1リットル」と記された試験管、古びた鍵、ほ乳瓶、ハートのロケット(?)、アイロン(ケーキ?)、それらをレースで飾り付けた深紅の箱。
装画は勝本みつるというアーティスト。どこか懐かしく、どこか悲しく、美しくも冷酷な、それでいて可憐でもあり……。額に入れて飾りたいです。
余談ですが、友人Oにこの映画の話しをした時の1コマ。
MONO「映画のさ、薬指の標本って知ってる?」
O「知らない。ヤクザ映画?」
MONO「……そりゃ小指だろ」