今週の音楽「組曲「Q」第5曲」はいかが?
チューニング
 もしもストリングのチューニングがすべてドピッタリだったら、さぞ深みのない音になるんだろうなあ。
 それはストリングに限らず、すべてのアンサンブルに言えることだと思うけど。
 例えば、合唱の際のユニゾン。あれも個々の音程が微妙にズレているから深みが出るわけで、もしも全員が超絶的な音感の持ち主だったらどうなんだろうか。
 まあ、声の場合は楽器と比べると明らかに個々のフォルマントに差異があるので、その点だけでも「深み」に一役買っているとは思うけど。
 つまりストリングスカルテットを人に例えると、バイオリン、ビオラ、チェロがフォルマントってところかな。仮にチューニングが小数点レベルでピッタリだったとしても、豊かなユニゾンが得られるんだと思う。

7/2/2012 13:14 note music

comments & TB (0)

name

trackback URL