今週の音楽「組曲「Q」第4曲」はいかが?
Halion
 最近、Halionに興味津々です。
 これはソフトサンプラーなんですが、このところのリサーチでどうもギガスタの地位がヤバイと判明しました。音ネタCDメーカーも、ギガスタではなくHalionを始めとするソフトサンプラーを優先して開発しているみたいですし、それらソフトサンプラーがgigフォーマット(ギガスタのサンプル形式)に完全対応してきているみたいです。つまりギガスタを持ってなくてもギガサンプルを扱えるってことですね。
 本来ギガスタ環境を作ろうとなると、専用機を組むことになるので50〜60万かかるんですが、HalionならばMac環境もオッケーなので48,000円(笑)。しかも同時発音数はHalionの方が上なんですね。
 で、Steinbergから発売されたストリングスネタの「String Edition vol.1」。デモを効く限りでは微妙ですが、ギガスタのGOSと似たようなポジションらしいです。つまり、HalionとSE vol.1を買えば、以前企てた「ギガスタ導入計画」破格で実現できると言うわけなんです。
 まあ実際Halionをいじったわけではないので実用性はわかりませんが、技術の進歩は目まぐるしいですね。ギガスタの導入を見送って正解でした。
 このギガスタ、かなり環境に左右される(と言うかはっきり言ってバグだらけ)らしいので、次のバージョンで大幅に改善されないと本当にヤバイみたいです。
 もともとギガスタがストリームタイプのサンプラーの火付け役だったわけで、以降サンプルの大容量化、ハイクオリティ化に拍車がかかったわけですね。だからこそ打ち込みによるオーケストラのクオリティもグンと上がったわけで、当のギガスタが不安定であっても許されていましたが……このままノホホンとしていたらアッと言う間にユーザーを失ってしまうでしょうね。>TA■COM
 いずれにせよ僕の環境がG3(B&W)なので、こちらを先に強化しないとならんですね(苦笑)
 と言うわけでそろそろ仕事が忙しくなってしまいますが、Halionのリサーチは続けたいと思ってます。特にデモ曲をたくさん聴いてみたいです。

6/3/2003 23:59 note software

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