Pro Tools 12.8.2
 Pro Toolsを12.8.2にアプデしました。なぜ今までやらなかったかというと、アプリケーションマネージャーが原因。
 起動すると、毎回アカウント名とパスワードを入力しないとならない。そしてログインに10分もかかる。そしてそして、インストール作業が地味に面倒。インストーラーのダウンロードも、めっちゃ時間がかかる。ほんとAVIDってネットワーク弱い。クラウドとか片腹痛いわ!
 プラグインは、本体とは別にアプデしないとならない。しかも、1個1個個別にインストール。数十個あるんですよ? 1個のプラグインで毎回パスワードを入れて、ボタンを6回クリックしないとならない。なんなんだこの仕様は。もう途中で挫折しましたよ(苦笑)

 というわけでAVID製品は、アプデ意欲をこれでもかと阻害してくるわけですよ(苦笑) にも関わらず今回アプデしたのは、リリースノートにMIDI機能が強化された旨が記載されていたから。もしかしたら、MIDIオートメーションが改善されたかも? そんな微かな期待で重い腰を上げる。

 が、残念ながら改善されておらず。

 テンポについても相変わらず。

 この仕様で、一体どうやって打ち込めと……。あるジャンルのように、ベタ打ち且つ一定のテンポなら問題はない。が、常にテンポや抑揚が変化するクラシック系の場合は、ワークフローを加速させるどころか失速させますよ(苦笑)
 まあ、昔はどのシーケンサーもこういった仕様だったし、それが当たり前だと思ってたので苦ではなかった。でも、今となってこの仕様はマズいでしょ。自ら茨の道を選ぶほど、僕には自虐趣味はありません。



 はあああああ? 何かの冗談??

 ではなぜ、オーディオ系とオートメーションの仕様を統一しないの?? いっっっっくらMIDI機能を強化しようとも、オートメーションがこれでは無意味。使いものになりません。

 思うに、AVIDの開発陣に打ち込み経験者が存在しないのではなかろうか? 自分たちには不要な機能故、何を改善すべきかわからないんじゃないかな。
 まあ、存在しないことはないか。実際は、一人くらいいるでしょうね。でも、絶対他のシーケンサー使ってますよ(笑)

 サイト、冒頭に書いたアプリケーションマネージャー、そして本体であるPro Tools、どれも仕様が古めかしいことから、どうもAVIDって企業は年功序列な体質なんじゃないかな?
 Pro Toolsは歴史あるソフトウェアだけど、歴史の上にあぐらかいててはダメですよ。もっと若手の意見を取り入れていかないと、今はスタンダードでもいつか足をすくわれちゃいますよ?




 と、散々Pro Toolsをディスりましたが、DAWとしてはなんだかんだ重宝してます。だから僕は、今後もお布施を続けます。その間、MIDI機能が使いものになればラッキー。ならなければ仕方なし。期待せずに使い続けます。

12/8/2017 20:41 note Pro Tools

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