ようこそFXpansion BFD3
 Mac Pro 2012から2019への環境の移行に際して、愛用しているドラム音源「Superior Drummer2」は引き継ぐことにしてインストールしました。
 ところが! Catalinaに対応していないことが判明……。3へのアップグレードは数年前に締め切られており、使い続けるなら新規で購入するしかないという。た、高い……。
 というわけで、良い機会なので別の音源に鞍替えすることにしました。僕が生ドラムを使うのってジャズ系の曲を作る時くらいなので、ジャズに特化した音源はないものか?



 で、探してみたところ「Vienna Jazz Drums」なる音源を発見。すぐさま購入。
 が、これがいまいちだった……。Viennaということでちょっと心配だったけど、使ってみると品行方正な印象。ジャズドラム専用音源とは言え、もうちょっとバリエーションがほしかった。
 致命的だったのは、Vienna Ensemble。これまでViennaの音源はいくつか使ったけど、非直感的で使いづらいんですよね。どうも僕との相性は良くないみたい。
 唯一、キースイッチでスティックとブラシを切り替えられる点は良かったです。



 Viennaに撃沈し、続いてAddictive Drums2を購入。打ち込み臭いと評判で今まで見向きもしなかったけど、自分のスキルを総動員すれば何とかなるんじゃないかな?
 「操作がわかりやすい&軽い」という評判もよく聞くので、その評判に期待して好きな拡張音源を3種類選べるcustom版を購入しました。うん、操作性大事。

 チョイスした音源は、もちろんJazzのスティックとブラシの2品。

 もう1つは迷ったのですが、808と909に釣られてReel Machinesにしました。

 実際に音を出してみると、Reel Machinesはまあ良いとして、ジャズの方は確かに打ち込み臭いのです(笑) たぶん、エフェクトが派手にかかっているせいでそう聞こえるんじゃないかな? エフェクトをすべてオフにすれば充分使えそうな印象。
 しかし、この音源をメインとするにはちょっと頼りない感じ。



 そこで、BFD3を購入。Hollywood orchestraがSSDの7割を占めていることから、ドラム音源は最小限にとどめておきたかった。だからこの音源は選択肢に入れてなかったのですが、やはりクオリティは高い方が良い。重いと噂されている点についても、今の環境ならまったく問題なさそう。
 ジャズ系の拡張音源も迷ってしまうほどたくさんあり頼もしい。まあ、BFD3には最初からジャズ系のセットが入っているので、とりあえず拡張音源には手を出さずデフォ仕様で様子見することにしました。散財しまくってるし!

 BFD3に決めた理由として、自然なシンバルロールを打てるCymbal Swellもありました。Superior Drummer2のMHEと同じ機能ですね。
 ちなみにAddictive Drums2でシンバルロールを打つには、エンベロープをいじる必要があるらしいのでちょっとめんどい。

 それにしても、ずいぶん遠回りしてしまいました。最初からBFD3を買っておけば良かったんだ……。



 余談ですが、Rolandのクラウドサービスに登録しTR-909のソフト音源をポチりました。機能はシンプルですが、本家によるエミュレートなので、得られる安定感と安心感は何ものにも代えがたいです。

 登録については無料プランと複数のサブスクリプションプランが用意されており、無料プランでも入手できます。入手については有料ですが、サブスクではなく買い切りです。他にもTR-808、TB-909など、往年の名器が入手可能。
 なお日本からのクレカ決済には対応していないようで、天下のRolandとは思えない怪しげなエラーが出ます(苦笑) どう頑張ってもエラーが出るので、僕はPayPal経由で購入しました。

8/29/2020 18:35 note library

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