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Piano : Pianoteq
Strings : SWAM Solo Strings
Pianoteqについては、常々物足りなさを感じてました。まあ「物理音源だししょうがない」と割り切って未来に期待しているわけですが、最近、物足りなさの1つに気付きました。それはサスティーン。
生のピアノって、意外とサスティーンが長いんですよね。「離鍵するまでは鳴り止まない」というと大げさですが(笑)、休符に気をつけて切るところは切らないと締まりのない仕上がりになってしまいます。本来は、そのくらいサスティーンが長いわけです。
Pianoteqはというと、ASMR、もといADSRのディケイ部分で急激に低くなる感じ。海外のフォーラムでも、似たような事を言ってる人がいました。
Pianoteqは、物理音源だけあってカスタマイズ項目がめちゃくちゃたくさんあります。なので、サスティーンの設定項目もきっとあるはず。と思って確認してみたら、ありました。
「Direct sound duration」を左に動かすと、サスティーンが劇的に伸びました。さすがに0にしてしまうと伸びすぎて不自然だったので0.2に。
うん、これはいい! 試しにドビュッシー「月の光」の出だしを弾くと、すごく優しい響き。おかげで、ますますPianoteqが好きになりました。
さて、今回の第2楽章のお話。第1楽章はすべてハーフディミニッシュコードでしたが、本楽章はすべてsus4コードという試み(笑) スケールをペンタトニックにしたので、sus4の浮遊感に和風な響きが加わりました。
前半のストリングスは、ノンビブラートにしてみたところ和楽器の笙みたいな効果が出てラッキーパンチでした。
12/28/2023 16:39 music chamber