Synful
 1曲完成。今回はいつもより難産で進んでます。今日の曲は例によって「JABB」を使いました。クラリネットが主メロで、ミュートトランペット、トロンボーンx2、アルトサックス、ウッドベース、ビブラフォン、ドラムといった編成です。
 さてさて、けっこう前から話題の物理モデリングシンセ「Synful」。既に愛用している方も多いようですが、今日ふと興味が湧いて見てみたところ想像以上の音でした。そこにはサンプリング音源では不可能な完全なレガート、伸縮自在のポルタメント、スピードを変えられるビブラートがありました。デモ曲すべてが表情豊か。ただし、サンプリング音源とは違い物理モデリングなので、自分で表情をつけなければなりませんが。でも、打てば響くじゃないけど、苦労がちゃんと報われるってことは嬉しいですよね。
 本当は近々QLSOを買おうと目論んでいたんですが、こっちが欲しくなりました。価格は$459。System Requirementsに必要なHDの空きが75Mbと書いてありましたが、そんなに軽いの??って感じです。何せデモ版が用意されているくらいですし。
 とりあえずソロバイオリンに関しては「Stradivari」で満足しているものの、ポルタメントタイムに制限があるのと、ビブラートが弱いのが気に入らない。この辺が「Synful」で解決できるかどうか。解決できたら、この音源にはビオラもチェロもあるので思いっきり弦四に没頭できるというもの。
 と言うわけで、デモ版は15日間試用できるので、仕事が一段落したらダウンロードしてみようと思ってます。にしても、大容量に拍車がかかるサンプリング音源も今後は間違いなく廃れていくでしょうね。

6/11/2006 23:59 note library

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