【グラボ】GTX-680【換装】

・動画のエンコード時間の短縮
・Blenderのレンダリング時間の短縮


 これらに期待してグラボを強化することにしました。
 長年Macユーザーやってますが、実はグラボの換装は初体験なのでドキドキ(笑) なので、けっこう下調べに時間を費やしました。

 こちらは、デフォで搭載されていたAMDのRadeon HD5770。

 今回購入したEVGAのGTX-680。もちろん中古。
 本当は最新であるGTX-980を購入する予定だったんですよ。が……
・基本的にMacには非対応なので起動画面(EFI画面)が表示されない
・OSをアップグレードしたりPRAMクリアしたりするとグラボが機能しなくなることがある

……などといった理由から、Macに対応したGTX-680に決めた次第。

 というわけで、換装完了。

 起動画面も無事表示。でも、あれ? 両方にログイン画面が表示されてる?
 ログインしてみるとデスクトップも同様。つまりミラーリングの状態なのです!
 もしやこれは仕様? だとしたら大失敗……

 慌てて環境設定をチェック。何のことはない、単にミラーリングにチェックが入っていただけだったという(苦笑) やー、びっくりした。

 というわけで、システムもちゃんと認識し換装成功。時々、メニュバーがところどころ黒くなることがあるけど、実害はないので気にしない気にしない。

 で、肝心の処理能力ですが、動画のエンコードについては3倍ほどスピードアップ。これについては、各所で行われている5770と980のベンチ比較とほぼ一致。
 GTX-680の価格からすると本当は10倍くらい高速化してほしいところだけど、それは贅沢というものでしょうか?(苦笑)

 残念だったのは、Blenderで効果がまったく得られなかったこと。
 おかしいなあ。環境設定ではグラボがちゃんと認識されてるのに。

 Cyclesでも同様で、まったく効果なし。いや、GPUレンダリングの方が数秒だけ速かったかな? でもそんなの誤差のうち。
 うーん、残念。「何か見落としている設定がある」と思いたい。

 ただし、リアルタイムレンダリングについては、体感でわかるほど高速化されました。とは言え、僕はリアルタイムレンダリングって使わないんですけどね。そもそもCyclesすらほとんど使わないし。

 というわけで、大冒険したわりには大した収獲が得られなかった今回のグラボ換装でした。「映像環境より音楽環境に力入れろ」ってことでしょうか(苦笑)

10/17/2015 15:04 note Mac

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