今週の音楽「組曲「Q」第4曲」はいかが?
「ドッグヴィル」「ドッグヴィルの告白」
「ドッグヴィル」
 「ある日、ロッキー山脈麓の平和な村ドッグヴィルに、美しい女グレースが何者かに追われ逃げ込んできた。村人たちは彼女を匿い、グレースも村の生活になじもうとするのだが…。」という前知識のみで観ました。
 まず興味を引いたのはスタジオの床に白い枠線と説明の文字を描いただけのセット(笑) 当然、建物には壁も窓もドアもない。
 果たしてこの映画はコメディなのか? サスペンスなのか? ヒューマンドラマなのか? わからないままストーリーは進む。
 が、次第に暗雲が立ちこめ始める。何と言うか、田舎の土着性? 閉塞感? 悪意なき悪意? 「ブルーベルベット」を観た時と似たような気分になりました。
 主役はニコール・キッドマン。彼女にしては珍しい役柄だな……と思いつつ観てたら、最後にやってくれました。
「ドッグヴィルの告白」
 こっちはメイキング。本編がかなり印象的だったので借りました。が、「極限状態の俳優たちが、セットの隅に設けられた告白部屋でカメラに向かって不安・不満を赤裸々に語る…。」という解説ほどではなかったです。
 というか、断片的過ぎて極限状態なのか、ふざけてるのかすらわからなかったです。残念。

10/13/2007 23:59 note movie

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