BBA (Break Beats Arranger)
iOS11で32bitアプリが動かなくなるわけですが、個人的に使えなくなって困るアプリの1つに「AmenBreak Generator(以下ABG)」があります。
これは、ブレイクビーツのリズムをランダマイズしてWave形式で書き出してくれるアプリ。
自分で波形を切り貼りするとどうしても癖や好みが出てしまうけど、このアプリを使うことで思わぬリズムと出会えることがあるのです。
もちろんテンポ指定も可能。サンプリングレートで変速させる簡易的なものですが、個人的にはタイムストレッチよりその方が好きなのでノープロブレム。
そんな「ABG」ですが、現時点(2017年7月)で64bit版がリリースされていないので、iOS11で使えなくなる可能性が非常に高い。
そもそも、そう魅力的なリズムが生成されるわけではないんですよ(苦笑) そこはランダマイズの宿命というか、「金鉱を見つけるまでひたすら穴を掘る」みたいな。
つまり「切り貼りをランダマイズしたら面白いんじゃね?」という「開発者の閃きを形にしただけのアプリ」なので、すでに開発者にとって完結したアプリなのではないかと。よって「64bit版は出ない」と僕は見た。
ともあれ、どうしたものか。さすがにこのアプリのためだけに、iOS10を使い続けるわけにもいかない。んー、困った……。
というわけで、自分で作ることにしました(笑)
といっても僕にはiPhoneアプリを作成するスキルはないし、「ABG」のように生成されたWaveをいちいちMacに転送するのは面倒。なので、PHPとJSでMacでの使用を前提に作成。
その昔「Wave Joint」というWaveファイル同士を接続するフリーウェアを作ったことがあるので、Waveフォーマットはお手のもの。
と思いきや、すっかり忘れていて数日かけておさらい(苦笑)
そんな感じで完成。タイトルは「Break Beats Arranger」略して「BBA」!
ブレイクビーツ、テンポ、小節数を指定するとWaveファイルを生成します。
「ABG」ほどリアルタイム性はありませんが、個人的にはこれで充分。何より、いくらでもブレイクビーツを追加できるメリットは計り知れない。
仕組みは、元となるブレイクビーツを読み込み、半拍単位に分割しランダムに繋ぐだけ。この辺は、多分「ABG」と同じ仕様。
ただ、強拍部分に弱拍がくるとリズムが難解になってしまうため、強拍には強拍がくるよう独自補正。
テンポチェンジも、「ABG」同様サンプリングレートの変更で実現。元のブレイクビーツのテンポと変更後のテンポから、サンプリングレートを割り出します。
例えばオリジナルが120で、変更後が150だとすると、倍率は1.25なので、すなわちサンプリングレートは44100 x 1.25 = 55125Hz。
そんな仕様上、事前に元となるブレイクビーツのテンポを割り出しておかないとなりません。
もうひとつ欠かせない事前準備は、リズムの補正。
人間の奏でるリズムって一定ではないので、そういった「揺らぎ」を直しておかないと分割の際にスネアやキックの頭が欠けたり、全体的にリズムが不安定になったりするのは安易に想像がつきます。
なのでLogicのFlex Timeで、しっかりみっちり整えておきます。
この2点さえ済ませておけば、あとはいつでも好きな長さ好きなテンポでLet's BBA!
現在は半拍単位のランダマイズですが、一拍単位や二拍単位を織り交ぜても面白いかもしれませんね。
これは、ブレイクビーツのリズムをランダマイズしてWave形式で書き出してくれるアプリ。
自分で波形を切り貼りするとどうしても癖や好みが出てしまうけど、このアプリを使うことで思わぬリズムと出会えることがあるのです。
もちろんテンポ指定も可能。サンプリングレートで変速させる簡易的なものですが、個人的にはタイムストレッチよりその方が好きなのでノープロブレム。
そんな「ABG」ですが、現時点(2017年7月)で64bit版がリリースされていないので、iOS11で使えなくなる可能性が非常に高い。
そもそも、そう魅力的なリズムが生成されるわけではないんですよ(苦笑) そこはランダマイズの宿命というか、「金鉱を見つけるまでひたすら穴を掘る」みたいな。
つまり「切り貼りをランダマイズしたら面白いんじゃね?」という「開発者の閃きを形にしただけのアプリ」なので、すでに開発者にとって完結したアプリなのではないかと。よって「64bit版は出ない」と僕は見た。
ともあれ、どうしたものか。さすがにこのアプリのためだけに、iOS10を使い続けるわけにもいかない。んー、困った……。
というわけで、自分で作ることにしました(笑)
といっても僕にはiPhoneアプリを作成するスキルはないし、「ABG」のように生成されたWaveをいちいちMacに転送するのは面倒。なので、PHPとJSでMacでの使用を前提に作成。
その昔「Wave Joint」というWaveファイル同士を接続するフリーウェアを作ったことがあるので、Waveフォーマットはお手のもの。
と思いきや、すっかり忘れていて数日かけておさらい(苦笑)
そんな感じで完成。タイトルは「Break Beats Arranger」略して「BBA」!
ブレイクビーツ、テンポ、小節数を指定するとWaveファイルを生成します。
「ABG」ほどリアルタイム性はありませんが、個人的にはこれで充分。何より、いくらでもブレイクビーツを追加できるメリットは計り知れない。
仕組みは、元となるブレイクビーツを読み込み、半拍単位に分割しランダムに繋ぐだけ。この辺は、多分「ABG」と同じ仕様。
ただ、強拍部分に弱拍がくるとリズムが難解になってしまうため、強拍には強拍がくるよう独自補正。
テンポチェンジも、「ABG」同様サンプリングレートの変更で実現。元のブレイクビーツのテンポと変更後のテンポから、サンプリングレートを割り出します。
例えばオリジナルが120で、変更後が150だとすると、倍率は1.25なので、すなわちサンプリングレートは44100 x 1.25 = 55125Hz。
そんな仕様上、事前に元となるブレイクビーツのテンポを割り出しておかないとなりません。
人間の奏でるリズムって一定ではないので、そういった「揺らぎ」を直しておかないと分割の際にスネアやキックの頭が欠けたり、全体的にリズムが不安定になったりするのは安易に想像がつきます。
なのでLogicのFlex Timeで、しっかりみっちり整えておきます。
この2点さえ済ませておけば、あとはいつでも好きな長さ好きなテンポでLet's BBA!