その後のBlender
 Blender 2.8ですが、リリース候補が3回更新され、7/31に正式版がリリースされましたね。ここ数ヶ月は2.8で作業していたので新鮮味には欠けますが、「正式版」という太鼓判が押されると気持ち的に安心感が増すというものです。

 スプラッシュ画面は、β版の頃の方が好みだなあ。でもこの作品は、すごく良かったです! 改めてBlenderの偉大さを実感しました。てか、こんなすごい作品を記事の冒頭に貼り付けると、自分の作品を貼りづらくなってしまう(苦笑)

 それにしても2.8の目玉機能であるEevee、速いですね! まあ、不満もありますけどね。シャドウキャッチャーに対応していなかったり、IBLによる影を生成してくれなかったりと、その辺は「今後に期待」といったところでしょうか。それまでは、まだまだCyclesさんにお世話になると思います。ちなみにデイリービルドの方は、さっそく2.81なんですね(笑)




 さて、Moog IIIcのEeveeへの移植後も、仕事や雑務の合間を縫っていろいろと作ってました。本当は音楽に集中すべきなのですが(苦笑)、風がCGに向いているのだから、逆らわず行こうと思ってます。

 まずはチェロ。

 振り返ってみたら、去年の12/14の完成でした。

 ちょっと時間ができたので「サクっと作れるものはないかな?」という動機で作り始めたんだけど、意外と時間がかかってしまいました。

 特に作品の小道具として必要だったわけではなく、ただ「好きな楽器」という理由だけで作りました。




 これは、今年の年賀状(笑) 制作中はけっこう良い出来だと思っていたのに、完成してがっかり。
 毎年、頭部だけすげ替えて使い回そうと思っていたのですが、それに耐えうるクオリティがボディに存在しない……。要修正。

 ちなみにスツールも気合い入れて作ったのですが、脚しか写ってません(苦笑)




 しばらくOsmo Pocketに執心し、こちらはつい最近の動画。Oceanの習作です。レンダリングはCycles。23時間かかりました(笑) 湯気はEeveeで後付けしたので、その時間を含めると23時間半
 ちなみに波に忠実に揺れているのは最初の子だけで、他の子はノイズモディファイアーで適当に揺らしています。意外とわからないものですね(笑)

 浮上する際は水面を盛り上げたいので、ダイナミックペイントのWaveを設定。

 ところが、初期設定だと盛り上がらずに凹んでしまうんですね。どうにかして盛り上げられないものか?? といろいろいじってみると、ブラシのWavesのFactorをマイナスにすることで解決。

 こちらは、モデリング動画です。








 以上3枚は、昔々Electric Imageを愛用していた頃に作ったビートルです。モデリングは、Animation Masterだったかな。モデリングが拙いのはもちろんだけど、ボディカラーを黒にしたことをずっと後悔してました。

 そこで、Blenderでリベンジ! 汚しバンザイ!

 さすがに当時よりはモデリング技術が上がってますが(笑)、それよりもBlenderのモデリング機能ですよ。秀逸さを実感。

 ボディカラーは、とりあえず水色にしました。

 色は1ステップで変えられるようにしてあるので、気分で使い分けようと思います。て、そんなにこのモデルを使用することはないと思いますが。

 ともあれ、これで積年の思いを晴らせました。

 まあ、「積年の思い」は、他にもいろいろあるんですけどね。その辺は追々晴らしたいと思います。

 マッチムーブの新作もいくつかあるのですが、長くなったので後日別記事にします。

8/2/2019 15:31 note 3DCG

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