最近は落ち着いてしまってますが、夏辺りに立て続けにMVを公開しました。やー、自分のイメージを手軽に形にできるなんて、良い時代になったもんですね。もうkaiber様様!
と言いたいところですが、ガチャ要素がかなり強いのが難点。1年もすれば、もっと自由度が上がるのかな? GEN-2も、カメラワークがつけられるようになりましたしね。着々と進化してます。
というわけで、最近作ったMVをドドっと振り返ってみます。
■ 第1弾「8 o'clock breakfast」
記念すべきKaiber作品第1弾。テーマは「朝の慌ただしさ」。朝食といえばトーストと目玉焼き、そしてコーヒー(安直?w)。これらを小道具に、ポップに仕上げたい。
日本のアニメみたいにならないよう、それでいて実写っぽくもならないよう、プロンプトを試行錯誤して完成に至りました。なお一部は、AEでの自作です。
■ 第2弾「BRIGHT」
□ Aブロック前半のボツショット
以前Stable Diffusionに描いてもらったジャケットの中に、白い彫刻のようなオブジェが入っていたので、
Kiberさんにそのように指示したら彫刻だらけになってしまったという(笑)
□ Bブロックのボツショット
ここだけ、なぜか女性の顔がアップで描写される。特にプロンプトで指定したわけではないのですが、たまたまズーム先に顔があったため、そのまま顔にロックオンしてしまったものと推測。
想定外のガチャですが、これはむしろ好印象。この曲はAブロックとBブロックの落差が激しいので、映像も同様にBでガラりと変わることによりギャップが強調されてわかりやすい。
ただ、タッチが古典的で曲とイメージが合わない。もうちょっと現代的な要素が欲しい。というわけでリテイク。
がしかし、今度はなぜか度々幼女が出現するようになる。まあ、幼女自体は別に問題はないんだけど、ちょっとイメージには合わないかな。そもそも小さすぎるし(笑) というわけで再度リテイク。
が、またしても幼女が(笑) プロンプトをいろいろ変えてみたものの埒が明かなさそうだったので、結局幼女が登場する部分だけカットして現状に落ち着きました。
□ Aブロック後半のボツショット
カメラが少女の後ろ姿をとらえつつズームアウト。これはこれですごく良かったのですが、風景がアジアっぽくて曲のイメージと異なる。
「少女の後ろ姿」というアイディアは曲の終盤に合っているので、それだけ生かしてリテイク。そして現在のテイクに落ち着く。
■ 第3弾「時間の止まった町」
朝靄に包まれた風景から、徐々に靄が晴れて朝日に包まれる。Kaiberのストーリーボード機能を駆使して、そんな時間の流れを表現したかった。が、無理っぽかったので諦めました……。
■ 第4弾「組曲「Q」第8曲」
KaiberのAudio Reactivityという機能を使ってみた作品。サウンドの様々な要素が映像に影響を与えるらしいけど、以前kaiberの紹介記事にも書いたように「よくわからない」というのが僕の率直な感想(笑)
唯一わかったのは、音量によってカメラの動きに緩急がつくこと。なので、その辺を意識してご覧ください。
■ 第5弾「time」
深い森の中を進む画がほしかったのですが、CGっぽくて質感が物足りない。ところどころピントに揺らぎを与えてみたり、薄くストロボ効果を足してみましたが、結局望むイメージには達せず……。
ちなみに、オリジナルはこのMV。ロケ地は代々木公園。木漏れ日は駒場公園だったかな? 近場で済ませた代償でイメージとは程遠い出来栄えですが、これはこれで良いかなと(笑)
■ 第6弾「ピアノ五重奏曲「魔女」第1楽章」
「BRIGHT」でボツにした、Bブロックの1stテイクを使用。「この画に合う曲はいくらでもある」と思いきや、意外にもしっくりくる曲がない。なので、新たに作りました。ちなみにこの曲の詳細については、こちらをご覧ください。
なお続編の素材もすでに集まってまして、現在は第2楽章を制作中です。
他にも映像素材は作ってあるのですが、夏を意識した曲なので季節が外れてしまい……。なので、このMVの完成は来年かもしれません(笑)
11/30/2023 23:34 sub note AI movie